FXトレードには数多くのインジケータが存在していますが、そんな数あるインジケータの中で最も使われているのが移動平均線になります。ここでは、そんな移動平均線とはどのようなものなのかをお伝えしていきます。移動平均線とはある一定の期間の価格を平均化してライン状に繋げたインジケータのことです。例えば日足チャートにおいて終値の10日移動平均線というと、直近10日間の終値の合計を10で割った値という事になります。

ですので新しい足が出来上がると、その都度、計算の対象となる日足は直近10日間にずれていきます。FXでは20期間の移動平均線が使われることが多いインジケータですが、その種類はいくつかありますのでみていきましょう。まずは単純移動平均でFXでは最も多くのトレーダーが参考にしていると言われています。ただし、過去の値を等しく平均化している為、直近に急激な値動きが起こったとしても、正確に反映しないデメリットもあります。

次に加重移動平均線ですが、より直近の終値の方を重要として平均を計算している為、単純移動平均よりも直近の値動きを強く反映してくれます。最後に指数平滑移動平均ですが、これは加重移動平均の1種となっていて、加重移動平均線と同様に直近の値動きが大きく反映されます。加重移動平均との違いは過去の値動きを完全には切り捨てないという点です。完全には切る捨てない為、過去の値動きの影響が少なくはなりますが完全になくなることはありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です