世界主要各国の雇用統計やGDPなど、国や世界の経済状態に大きく関わっている指標を総称して経済指標と呼んでいますが、それが発表されると為替相場が動くことがあります。大きく動く時もあれば小さく動く時もありますが、それはその経済指標の重要度に比例していると考えて間違いありません。ですから重要な経済指標の発表直後には思い切ってFXで大きな取り引きを行えば、大きなリターンが見込めると考えられます。ただし大きなリスクも取らなければならないことは忘れてはなりません。
また、あまり重要ではない経済指標が発表される直後には、小さなリスクを取って小さなリターンを見込むFX取り引きを行えば良いでしょう。いずれにしても、何か経済指標が発表されると値が動きますので、その時を狙ってFX取り引きを行うことは理に適っていると言えます。それで予想通りの方向に値が動けば、タイミングを見計らって売買すれば、短時間のうちに大きな利益を手に入れることも可能なのです。しかし実際は、そのタイミングがなかなか難しいのです。
「まだまだ値は上がるに違いない」と思っていても、あっと言う間に反転したり、逆に「もうこれが限界だろう」と思って決済すると、更に急上昇してガッカリすることもあります。この辺のさじ加減が難しいところなのです。とにかく、FXでは場数を踏んでキャリアを積み重ねてゆくことも大切です。そうすることでタイミングを掴む勘所なども少しずつ分かってくるのです。