FXによって収益を得る方法としては、差金決済とスワップポイントというものが、主なものとして挙げられます。なかでも差金決済はメインですが、これはかんたんにいえば、外貨を価格が安いときに仕入れて、高いときに売り払うというもので、その差額が収益につながります。もちろん、手数料などを差し引かれることがありますので、差額がすべて収益になるとは限らないものですが、売ったときと買ったときの値幅が大きければ大きいほど、基本的にFXでの収益も大きくなると考えてよいでしょう。ただし、このような差金決済では、すべての場合で収益が見込めるというわけではないことにも注意しなければなりません。

FXの差金決済で収益を上げる前提として、安いときに買うというものがありますが、実は安いと考えて買ったものの、その後に地震などの自然災害、金融政策の変更などといった、あらかじめ予想もつかなかったような事態が発生して、瞬時の間に相場が値下がりしてしまって、高く売ることができなくなってしまう場合があります。こうした場合、ただ持っていても損失が膨らんでしまうだけですので、赤字を覚悟で、適当な時点で売り払わなければなりません。これをFXの世界では損切りといっていますが、相場というのは注意していなければ予想外の動きをすることがあるということを肝に銘じて、できるだけ損失は少なく、そして利益は最大限に確保できるような取引をしなければならないのです。

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